v6プラスでPPPoE接続とマルチセッション
v6プラスのPPPoE接続メモ
v6プラスを利用するまではNTTから貸し出されるひかり電話ルータだけで、PPPoEのマルチセッション運用ができていたのに、v6プラスを契約するとひかり電話ルータでは一切PPPoEが出来なくなったので、古いマルチセッション対応ルータを持ち出してきて処置したメモ。
- ひかり電話ルータの「PPPoEブリッジ」を有効に。
- PPPoE用ルータとPCを有線などで1対1で接続し、ルータのIPを192.168.0.1などから別のもの(192.168.0.200)に変更。
- 念の為「DHCP機能、PPPoEブリッジ、IPv6ブリッジ」などを無効に。
- PPPoE用ルータのWAN側とLAN側ポートをケーブルで繋いでループ!
- 空ポートに余裕がありルータ二台が近くにあるならWANとHGWを繋いで。
- PPPoE用ルータのLAN側とネットワーク(ハブ)を結んでルータ管理画面をブラウザで開ければ完了。
最後にPPPoEルータにアカウントとパスワードを入力することでv6プラスと並行してPPPoEを利用できるように。
制限事項
ルータが2つ存在するため、ルータ1台でマルチセッションをしていた時のような出口での細かなアクセス設定ができない。
この場合PPPoE回線を使用してインターネットに接続したりポート開放しサーバーを建てる為には、PC2のようにデフォルトゲートウェイを192.168.0.200に変更する必要がある。
PC1の設定でPPPoE用のサーバーを建てることは難しい。
PC3ではNICが2つあるので、手動でゲートウェイのメトリックを設定すれば、通常は192.168.0.4のNICでひかり電話ルータを使用しつつ、192.168.0.5のIPを使用してサーバーを起動する事でPPPoEからのアクセスを受け付ける事ができる。
マルチセッション
@niftyでv6プラスを契約した場合、IPv6(IPoE)とIPv4(MAP-E)を使用している状態で、今まで通りのPPPoE(IPv4)@nifty.comを接続することができ、更にマルチセッションとして別プロバイダのアカウントでもPPPoE接続をすることができました。
マルチセッションにIPoEがカウントされないのはうれしい想定外。